世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenSea。
OpenSeaでは、NFTの閲覧・作成・購入・販売が可能です。
本記事では、OpenSeaでのNFTの購入方法について徹底解説していきます。
また購入したNFTの確認方法も解説していきます。
OpenSeaでのNFTの買い方・購入方法
さっそくOpenseaでのNFTの購入方法を解説していきます。
OpenseaでのNFT購入の流れは、以下の5ステップです。
- イーサリアムを準備する
- メタマスクを作成する
- イーサリアムをメタマスクに送金する
- メタマスクをOpenSeaに接続する
- OpenSeaでNFTを購入する
それぞれ画像付きで解説していきます。
イーサリアムを準備する
まずはイーサリアムを準備していきましょう。
コインチェックの口座開設がお済みでない場合は、こちらの記事をご参照ください。
コインチェックへ日本円の入金が済んだら、イーサリアム購入します。
「イーサリアムの購入方法がわからない」という方は、以下の記事で詳しく解説しています。
イーサリアムを購入する金額は、NFTの値段よりも多めにしてください。その理由は以下の2つです。
- イーサリアムをメタマスクに送金する際に手数料がかかるから
- OpenSeaでNFTを購入する際にガス代がかかるから
コインチェックからイーサリアムをメタマスクに送金する際の手数料は、0.005ETH(約1,500円)かかります。
ガス代とは、NFTを購入する際の取引手数料のこと。
メタマスクを作成する
次にイーサリアムを受け取る仮想通貨ウォレットである「メタマスク」を作成しましょう。
メタマスクは、以下の3ステップで簡単に作成可能です。
- アプリをインストールする
- ウォレットを作成する
- リカバリーフレーズを確認・保管する
メタマスクの作成方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
イーサリアムをメタマスクに送金する
メタマスクの作成が終わったら、さっそくイーサリアムを送金していきましょう。
コインチェックからメタマスクへ送金する際には、以下の3つの項目を埋める必要があります。
- 送金先
- 送金目的
- 送金額
メタマスクへの送金方法は、こちらの記事を参考にしてください。
送金額の最大値は「送金可能額ー手数料」となるので、注意しましょう。
メタマスクをOpenSeaに接続する
イーサリアムがメタマスクに送金が反映されたら、OpenSeaと接続しましょう。
OpenSeaにアクセスし、左上の「三本線」から接続していきます。
メタマスクとOpenSeaの接続方法は、こちらで詳しく解説しているので、参考にしてください。
OpenSeaでNFTを購入する
最後にOpenSeaでNFTを購入していきます。
NFTの探し方は、先ほどの画像の「虫眼鏡マーク」をタップすると検索窓が出てくるので、欲しいNFTの名前を入力してください。
欲しいNFTが見つかったらタップします。
下にスクロールすると「現在の価格」があるので、予算にあったNFTを選びましょう。
購入するNFTが決まったら、「今すぐ購入」をタップします。
ここで改めてウォレットを接続するので、「MetaMask」を選びましょう。
使用するアカウントを確認して「接続」をタップします。
購入画面に戻ったら、「今すぐ購入」をもう一度タップします。
著名が求められるので「著名」をタップ。
今回購入するNINJA X HEROでは、「このコレクションはレビューが完了していません」という忠告が出てきました。
不安になるかもしれませんが、下にスクロールしていき、以下の6つ項目をしっかり確認すれば問題ありません。
- コレクション名
- クリエーター
- 総売上高
- 合計出来高
- 合計アイテム数
- 作成日
NFTが販売元に公式認定のチェックマークがついていると、安心です。
もしもチェックマークがなくても総売上高や合計出来高数が多ければ、偽物の可能性は少ないでしょう。
購入する前には、これらの項目に必ず目を通すようにしてください。
ここまで確認したら、「OpenSeaはこのコレクションを審査しておらず、ブロックチェーントランザクションは元に戻せないことを理解しています」にチェックを入れます。
チェックを入れると、購入額とガス代の見積もりが表示されます。
購入時のガス代は$7.49(=約1,000円)ですので、最終的に支払うのは$32.19(=0.01694ETH)でした。
このガス代は「ETH Gas Station」というサイトで確認できます。ガス代が気になる方は利用しましょう。
またイーサリアムのガス代を抑えたいのなら、日本時間の15時から19時の間に取引するのが良いとされています。
こちらも参考にしてください。
合計金額に問題がなければ下にスクロールし、「確認」をタップします。
購入処理が行なわれるので、少し待ちましょう。
以下の画面が表示されたら、無事NFTの購入が完了です。
「アイテムを表示」で今回購入したNFTを確認できます。
OpenSeaで購入したNFTの確認
ここでは、後日に改めて購入したNFTを確認する方法を紹介します。
OpenSeaの左上の「三本線」をタップします。
上にスクロールし、「プロフィール」をタップ。
ここで、コレクションしたNFTが確認できます。「収集済み」のタブに先ほど購入したNFTがあります。
初心者がNFTを購入する時のポイント
せっかくNFTを購入するのなら、NFTを売買して儲けたいですよね。
しかし、初心者がNFT売買でカンタンに利益を出せるほど甘くありません。
そこで、ここからは初心者がNFTを購入する際のポイントを紹介していきます。
まずは利益を出すことは考えず、以下のことに注意して購入していきましょう。
- NFTに関する情報を集めながら、勉強する
- 日本人クリエイターの低価格なNFTから購入する
- 偽物に注意する
それぞれ詳しく解説していきます。
NFTに関する情報を集めながら、勉強する
まずはNFTを購入する前に、NFTに関する勉強を始めましょう。
NFTの勉強教材は、以下の6つを使ってみてください。
- 書籍
- ニュースサイト
- Discord
- ブログ
- Voicy
これらを毎日コツコツ勉強すれば、1カ月後にはかなりNFTに詳しくなっているでしょう。
もちろん、まずは低価格なNFTを購入して実践しながらNFTを学ぶのも一つの手です。
ただし、できるだけ損をしたくない方は、最低限の知識を付けてからNFTを購入することをおすすめします。
日本人クリエイターの低価格なNFTから購入する
いざNFTを購入しようと思っても、NFT初心者は「何を買えば良いの?」と悩みますよね。
そのような方におすすめしたいのが、日本人クリエイターの低価格なNFTです。
なぜ日本人クリエイターのNFTを買うのかというと、プロジェクト情報の収集がしやすいからです。
例えば、有名なNFTであるCryptoNinja Partners(CNP)を手掛けているイケハヤさんは、TwitterやVoicyなどでNFT情報を発信しています。
そのため、NFTのプロジェクト情報や販売情報などが手に入ります。またすべて日本語の情報なので理解しやすいです。
またNFTを初めて購入するのなら高価格なものではなく低価格なものにして、少しずつ慣れていきましょう。
偽物や偽アカウントに注意する
NFTの世界では、購入したNFTが似せて作られた「偽物」である可能性があります。
そのため、偽物を購入しないように以下の2つに注意しましょう。
- 公式ページからNFTを購入する
- NFTマーケットプレイスで購入する際は、公式マークがあるか確認する
公式ページはTwitterなどに貼られているリンクからアクセスするのが、最も安全な方法です。
またNFTマーケットプレイスなどの二次流通で購入する際には、公式マークがあるか必ず確認してください。
もしも公式マークがなかった場合でも、総売上高や合計出来高数が多ければ、偽物の可能性は少ないでしょう。
まとめ:OpenSeaでNFTの買い方・確認方法
OpenSeaはメタマスクを接続すれば、誰でも簡単にNFTを購入できます。
最後にもう一度、OpenSeaでのNFTの購入方法をおさらいしましょう。
- イーサリアムを準備する
- メタマスクを作成する
- イーサリアムをメタマスクに送金する
- メタマスクをOpenSeaに接続する
- OpenSeaでNFTを購入する
コインチェックからメタマスクを送金する際には送金手数料、OpenSeaでNFTを購入する際には取引手数料(ガス代)がかかります。
そのため、コインチェックでイーサリアムを購入するときにはこれらを考慮するようにしてください。
まずは日本人クリエイターの低価格なNFTから購入して、NFTデビューしてみるのがオススメです。